開業資金はいくら必要?相続コンサルのリアルな初期費用

■質問者
これから相続コンサルタントを始めようとした場合
具体的に開業資金はどのくらい必要でしょうか?
■すぎむら先生
極端に言えば0円から始めることが可能です。
ただし自分一人ですべてを行う場合は相応の労力や時間およびスキルが必要になります。

まず準備すべき重要なツールとして名刺が挙げられます。
名刺は自分が何者であるかを示す最初の一歩であり
相続コンサルタントという職業を明記することが不可欠です。
事務所の所在地や電話番号に加え
最近では公式LINEのQRコードなどを載せて連絡を取りやすくする工夫も必要です。
次にホームページも用意した方が良いでしょう。
名刺だけでは伝えきれない情報を補完し
出会った後に興味を持ってくれた方が詳しく知るための受け皿となります。
現在はAIなどのツールを活用すれば専門的なスキルがなくても
自分でサイトを作成することが可能です。
さらに会社案内などの紙のパンフレットも重要です。
ネット上の情報は集中力が途切れやすいため
相手に深く理解してもらうには紙の資料が優れています。

印刷もネット注文を利用すれば
数千円程度で千部ほど作成できるため大きな負担にはなりません。
まずは千部ほど用意して半年程度かけて
自分をしっかりとPRしていくことから始まります。
しかし最も重要なのは会社案内に盛り込む「事業モデル」の中身です。
どのような価値を提供しその対価としていくら頂くのかを明確に提示しなければ報酬は得られません。
多くの方がここで報酬の相場や業務範囲の表現に悩み立ち止まってしまいます。
集客のきっかけとなるドアノックツールから
収益化までの流れをゼロから構築するのは非常に困難です。

私は11年前から試行錯誤を繰り返し
不満や失敗を回避するためのモデルを10年かけて作り上げてきました。
未経験の方が自力でこれを行うには
膨大な時間と経験が必要になるためあまりおすすめできません。
そのため私は自身が培ってきた事業モデルをフランチャイズという形で提供しています。
これを利用すればすぐに相続コンサルとして活動を開始できます。
研修や仲間がいる環境でステップアップが可能です。
環境への投資は必要ですが結果としてスピード感を持って事業を軌道に乗せることができます。
■質問者
すぎむら先生自身が
10年かけて磨き上げたノウハウを環境ごと手に入れられるということですね。
【コラム著者のご紹介】
岡山生まれ。26歳で生損保の保険代理店「デザインライフ」を設立し、その後相続に関することで悩み苦しむ人を救うべく2015年から相続コンサルタント事業開始。 現在は、年間約500件の相続相談に対応し、遺言・信託などの法律文書の組成、税申告・登記などの相続手続きをはじめ、保険・不動産・建築など、資産に関わる問題の解決、見直し、活用、運用など、幅広くアドバイスと対策支援を行い、部分的解決ではなく総合的解決へと導く、相続・事業承継に特化したコンサルタントとして活動。年間10億円以上の資産を動かす相続・事業承継対策に携わる。 年間100回程度のセミナー講演を行っており、一般向け相続セミナーのほか、相続コンサルタント養成講座を開講。全国の相続に関わる専門家の教育に携わっている。 この他、日本赤十字社、大和リビング、メットライフ生命、オリックス生命、損保ジャパンひまわり生命等、講演実績多数。実績が評価され2024年には新築戸建賃貸投資に関する全国フランチャイズの研修講師として事業参画。2025年には自身が行う相続コンサル事業をフランチャイズ化。 FC本部として自社だけでなく全国の加盟店に所属する相続コンサルタントを育成し、並走して実務支援することで全国の相続相談に対応している。 趣味は、家族旅行とフットサル。2007年に自身が発足した岡山県リーグ所属フットサルチームのスポンサーとして支援している。 (成績:県リーグ優勝数回、岡山県選手権予選優勝1回)
