【相続は儲かる!】実は大金が動く相続ビジネスとここだけの話
■質問者
杉村先生、相続コンサルタントとしてお仕事されていると思うんですけど、
皆さんやっぱり財産って結構持っているものなんですか?
■杉村先生
そうですね、意外とみんな持ってますね。
意外と「ない、ない」と言っているだけで。
■質問者
「ない」と言っていた人が実はこんなに持っていた、みたいな事例ってありますか?
■杉村先生
すごく印象に残っている人がいて、11年前かな。
ご主人を早くに亡くされて、お子さんが3人いらっしゃる方から相談を受けました。
「とにかく子どもたちを相続で揉めさせたくない。
セミナーを聞いて遺言書が大事だと思ったから作りたい。
でも、私には全然お金はないんです。
財産なんて、住んでいる家と少しの預金と保険くらいなんです」
とおっしゃっていたんです。
■質問者
「うちには家と少しの預金くらいしかない」って、よくありそうな話ですね。
■杉村先生
そうなんですよ。
遺言書を作るにしても、ただ法律上のフォーマットに合わせて書くだけじゃなくて、
そこに載せる資産の分析・評価からしっかり整理していくのがコンサルタントとしての仕事なんですね。
それで依頼を受けて、家にある資産の詳細が分かる資料を一覧表にして「次回持ってきてください」とお伝えしたら、
次に来られた時に封の開いていない保険証券や書類の封筒をドサッと持って来られて。
「どれがどうなっているか分からない」と言うので、私が1つずつ封を開けて整理していったんです。
そしたら、来るたび来るたび新しい書類を持って来られて(笑)。
だんだん増えていって、結果的に定期預金や株券なんかも出てきて、
最終的に1億5,000万円くらいあったんですよ。
■質問者
えぇっ!?
「お金がない」と言っていたのに1億5,000万円!?
■杉村先生
本人は「相続税なんてかからない」と言っていたのにです。
相続人が子ども3人なら基礎控除は4,800万円ですから、完全に超えちゃってますよね。
遺言書を書く前に判明して良かったねという話になって、
そこから資産の整理や家族信託、遺言書の作成を一緒に進めていきました。
■質問者
日本人ってタンス預金が1,000兆円あるとか言われますけど、
持っていないと思っていても実は持っているケースって多いんですね。
■杉村先生
そうなんです。
あと、土地はお金(キャッシュ)ではないので、資産として本人の頭に入っていないパターンがすごく多いですね。
すごく立地が良い場所に住んでいて、土地建物で1億円くらいの評価があるのに、
手元のキャッシュが数十万円・数百万円しかないと、本人は「私には資産がない」と思い込んじゃっているんです。
でも実際の資産価値は1億円以上ある地主さんなんかはゴロゴロいますから、
やっぱり意外とみんな持っている、というのが現場のリアルですね。

岡山生まれ。26歳で生損保の保険代理店「デザインライフ」を設立し、その後相続に関することで悩み苦しむ人を救うべく2015年から相続コンサルタント事業開始。 現在は、年間約500件の相続相談に対応し、遺言・信託などの法律文書の組成、税申告・登記などの相続手続きをはじめ、保険・不動産・建築など、資産に関わる問題の解決、見直し、活用、運用など、幅広くアドバイスと対策支援を行い、部分的解決ではなく総合的解決へと導く、相続・事業承継に特化したコンサルタントとして活動。年間10億円以上の資産を動かす相続・事業承継対策に携わる。 年間100回程度のセミナー講演を行っており、一般向け相続セミナーのほか、相続コンサルタント養成講座を開講。全国の相続に関わる専門家の教育に携わっている。 この他、日本赤十字社、大和リビング、メットライフ生命、オリックス生命、損保ジャパンひまわり生命等、講演実績多数。実績が評価され2024年には新築戸建賃貸投資に関する全国フランチャイズの研修講師として事業参画。2025年には自身が行う相続コンサル事業をフランチャイズ化。 FC本部として自社だけでなく全国の加盟店に所属する相続コンサルタントを育成し、並走して実務支援することで全国の相続相談に対応している。 趣味は、家族旅行とフットサル。2007年に自身が発足した岡山県リーグ所属フットサルチームのスポンサーとして支援している。 (成績:県リーグ優勝数回、岡山県選手権予選優勝1回)
