これからの工務店は営業しない!─相続相談から始まる新たな受注戦略<第12回>工務店が“人生の相談役”になる時代 地域とつながる「相続コンサル」という新しいビジネスモデル
出典:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合「マンスリーレポート」2026年8月号
<第12回> 工務店が“人生の相談役”になる時代 地域とつながる「相続コンサル」という新しいビジネスモデル
これまで見てきた通り、これからの時代は住宅を「売る」「建てる」だけでは選ばれ続けることが難しくなっていきます。人口減少と高齢化が進み、住まいに関する課題は、相続、介護、財産管理といった暮らし全体へと広がっています。だからこそ求められているのは、家づくりの専門家である前に、人生の相談に乗れる存在です。
相続の話をきっかけに、実家の活用や住み替え、リフォームといった具体的な提案へとつなげていく。この流れをつくることで、営業をしなくても自然と仕事が生まれるようになります。
また、すべてを自社で解決する必要はありません。税理士や司法書士、弁護士、不動産会社、保険代理店などと連携しながら、地域の中で相談窓口となることで、信頼とネットワークが積み重なっていきます。 結果として、仕事の幅も広がり、受注につながっていくのです。
これからの工務店は、「家づくりの会社」から「人生や暮らしを相談される会社」へ。この発想の転換こそが、新しい時代のビジネスモデルです。そしてその中心にあるのが相続コンサルという考え方です。
相続の相談は決して特別なものではなく、誰にでも起こり得る身近な問題です。 地域の中で「困ったらまず相談しよう」と思ってもらえる存在になることで、自然と仕事が生まれ続ける環境が整っていきます。
家を建てた後も相談が続き、紹介が生まれ、地域との関係が深まっていく。 そんな循環こそが、これからの工務店の大きな強みになるはずです。 長く選ばれる会社づくりにもつながるのです。
デザインライフでは、業務提携やフランチャイズを通じて、こうした取り組みをサポートしています。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお声がけください。

