これからの工務店は営業しない!相続相談から始まる新たな受注戦略<第7回>なぜ工務店が“相続セミナー”を開催すべきなのか? ─地域を巻き込む相談集客術
出典:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合「マンスリーレポート」2026年3月号
<第7回>なぜ工務店が“相続セミナー”を開催すべきなのか? ─地域を巻き込む相談集客術
相続の相談は、こちらから営業をしなくても「場」を用意することで自然と集まってきます。その代表例が、地域向けの相続セミナーです。難しい専門知識を一方的に伝える必要はなく、「空き家をどうするか」「実家を残すべきか」「相続後に困らないために何を準備すべきか」といった、生活に直結したテーマで十分です。
相続セミナーを開催するメリットは、“売り込みの場”に見えず、セミナーのテーマに興味を持ったお客様を集客できることです。「まずは話を聞いてもらう」「問題点に気づいてもらう」ことを目的にすることで、参加者の警戒心は一気に下がります。
セミナーで問題に気づけた、という体験を提供できれば、講師としてお客様から評価してもらえます。結果として個別相談につながりやすくなり、そこから解体、修繕、建替え、リフォームといった仕事がもらえるチャンスが自然と生まれていきます。
また、セミナーは5名程度の少人数開催で十分ですし、事務所やモデルハウスを会場にすればコストも抑えられます。士業などの専門家と連携し、共同開催という形を取理、役割分担することで信頼性も高まります。相続セミナーは、継続開催していくことで地域で“最初に相談される存在”になるための入口になります。
次回は、士業や不動産会社、保険代理店と連携することで、受注の幅がどのように広がっていくのかを解説します。
- お知らせ
2026年2月24日付で、これまで私が取り組んできた「相続コンサルタント」の事業モデル・実務内容・マネタイズ手法などをまとめた書籍を、すばる舎より出版予定です。あわせて、3月には相続コンサルタント養成講座も開講します。ご興味ある方はぜひ本の購読・受講を検討ください。
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